「時間がない」。気づくと、口ぐせになっていませんか。
でも、1日は誰にとっても24時間です。時間がないのではなく、どこかに消えている。消えている場所さえ分かれば、取り戻すことはできます。
私がこれまでブログで書いてきた話を、1日あたり何時間取り戻せるかという目線で並べ直してみました。全部やると、1日およそ6時間。この記事は、その内訳の話です。
1日6.33時間の内訳
先に全体像です。
- 通勤をやめる:約80分
- サービス残業をやめる:約60分
- 時間をお金で買う(家事の外注・習慣の見直し):約2時間
- 食事の回数を減らす(1日1食の場合):約2時間
合計で約380分、1日あたり約6.33時間です。
もちろん、全部を一度にやれる人はいません。それに、人によって当てはまるものと当てはまらないものがあります。ひとつでも「これならできそう」が見つかれば、この記事の役目は果たせたと思っています。
①通勤をやめる|約80分
総務省の「令和3年社会生活基本調査」をもとにした試算では、全国の平均通勤時間は1日あたり往復79分です。いちばん長い神奈川県では、往復100分になります。
この往復100分を25歳から65歳まで40年間続けると、生涯の通勤時間は約1万6,300時間。1日8時間労働に換算すると、およそ8.3年分です。全国平均で計算しても、6.6年分になります。
働く時間とは別に、ただ移動するだけで、人生から何年も引かれていく。通勤は、いちばん大量に、いちばん気づかれずに消えていく時間です。
通勤をなくす方法は、ひとつではありません。職場の近くに引っ越す、在宅でできる仕事を選ぶ、そして、家を出たその場から仕事が始まる働き方を選ぶ。私は、Uber Eatsの配達でそれを選びました。
②サービス残業をやめる|約60分
労働時間の統計を比べた推計では、サービス残業の時間は、労働者1人あたり年間およそ261時間にのぼるとされています。
年間の出勤日を240日とすると、1日あたり約65分。つまり毎日1時間ほど、給料の出ない時間を働いている計算です。時給2,000円で換算すると、年間で約52万円分になります。
サービス残業は、自分ひとりの努力でなくせるとは限りません。職場の空気や、仕事の量で決まってしまうことも多いからです。だからこそ、「働いた時間がそのままお金になる働き方」を知っておくことには、意味があると思っています。
通勤とサービス残業が人生から奪っているものは、「残業と通勤が奪うもの、Uber Eatsの配達が取り戻すもの」でくわしく計算しています。
③時間をお金で買う|約2時間
ここからは、働き方を変えなくてもできる方法です。
考え方はシンプルで、「浮く時間 × 自分の時給」が「かかるお金」より大きければ、時間はお金で買ったほうが得です。
- 家事を機械に任せる:ドラム式洗濯乾燥機なら、干して取り込む1日20〜30分がボタンひとつになります。ロボット掃除機や食洗機も同じ考え方です
- 家事を人に任せる:冷凍の宅配弁当やフードデリバリー、家事代行のスポット利用
- 習慣を見直す:動画の広告、探し物、役所や銀行の待ち時間、毎朝の服選びや「何を食べるか」の迷い
ひとつひとつは10分、20分でも、積み重ねれば1日2時間ほどは取り戻せる、というのが私の見積もりです。どれを選ぶかで、浮く時間は人によって変わります。
※通勤と食事の時間は、①と④で数えているので、ここには含めていません。
どの家電がどれくらい時間を買えるのか、スマートロックや家事代行の損得まで、「あなたの時間はタダではない」にまとめています。
④食事の回数を減らす|約1〜2時間
最後は、いちばん見落とされがちな時間泥棒、食事です。
外食なら、店まで行く・待つ・食べる・帰る。自炊なら、買う・作る・食べる・片付ける。どちらも、1食あたり約1時間は消えています。
多くの人にとって現実的なのは、1日2食です。朝を、プロテインと青汁の一杯のような数分で終わる食事に置き換えるだけで、毎日約1時間が浮きます。
私自身は、さらにその先の1日1食で生活していて、食事まわりの時間を1日約2時間取り戻しています。ただし、これは誰にでもすすめられるやり方ではありません。私は最初、何も考えずに1日1食を始めて、75kgから52kgまで痩せ細りました。今は、1食でタンパク質・脂質・食物繊維をしっかり摂ることと、体を動かすことをセットにして、体重を戻しています。
※食事の回数を変えることは、医学的なアドバイスではありません。持病のある方、通院中の方、成長期の方、妊娠中・授乳中の方はやめてください。体調に不安があるときは、医師に相談してください。
1日2食の具体的な組み方と、私の1日1食の中身は、「1日3食、本当に必要ですか?」にまとめています。
Uber Eatsなら、①と②がまとめてなくなる
ここまで読んで、「通勤とサービス残業は、自分ではどうにもならない」と思った人もいるかもしれません。
私の場合、その2つをまとめてなくしてくれたのが、Uber Eatsの配達でした。
まず、通勤がありません。アプリをオンラインにした場所から、その日の仕事が始まります。そして、サービス残業もありません。配達した分が、そのまま売上になります。働いた時間がタダになることは、ありません。
それだけではありません。いつ働いて、いつ休むかを、自分で決められます。朝型の人は朝に、夜型の人は夜に。空いた時間に少しだけ走ることもできます。時間を「作り出す」だけでなく、時間の使い方そのものを、自分で決められるようになる。これが、会社員時代との一番の違いでした。
もちろん、収入は固定給ではなく、働いた量や時間帯で変わります。車やバイクの維持費も自分持ちです。向き不向きはありますが、「時間がない」から抜け出す選択肢として、知っておいて損はないと思います。
Uber Eatsの配達パートナーという働き方と、始め方については、「Uber Eats(ウーバーイーツ)の始め方|軽自動車で配達パートナーに登録するまでの7ステップ」でくわしく書いています。
取り戻した6時間を、何に使うか
1日6時間あれば、できることは大きく変わります。
仕事に回せば、収入になります。勉強に回せば、将来の時給が上がります。家族や趣味に回せば、それがそのまま人生の中身になります。何もしないでぼーっとする時間に使っても、もちろんいいと思います。
大事なのは、取り戻した時間の使い道を、自分で決められることです。
まとめ|時間は「ない」のではなく「消えている」
- 通勤をやめれば、約80分
- サービス残業をやめれば、約60分
- 家事と習慣をお金で買えば、約2時間
- 食事を1日2食にすれば約1時間、1日1食なら約2時間
全部合わせると、1日およそ6.33時間。1日2食の場合でも、約5.33時間です。
もちろん、全部やる必要はありません。「時間がない」と感じたときに、自分の時間がどこに消えているのかを一度書き出してみる。取り戻せる場所は、思っているより身近にあるはずです。
そして、通勤と残業そのものをなくしたいなら、働き方を変えるという道もあります。私にとっては、それがUber Eatsでした。
参考にした情報
- 総務省「令和3年社会生活基本調査」(平均通勤時間をもとにした試算)

