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当選確率は1〜2%|IPO投資のメリット・デメリットと、私がおすすめしない理由

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「IPOは儲かるらしい」——投資をかじると、一度は聞く話です。IPO(新規公開株)は、会社が上場する前に「公開価格」で株を買い、上場後についた「初値」で売る投資。初値が公開価格を上回ることが多いので、当選すれば利益が出やすい、と言われます。

でも、いいことばかりではありません。当選しにくいうえに、当たってもリターンはそれほど大きくない。 先に私の結論を言うと、「やるだけ無駄」とまでは言いませんが、積極的にはおすすめしません。ここでは、IPO投資のメリットとデメリットを正直に整理したうえで、なぜそう考えるのかをお話しします。

先に結論

  • IPO(新規公開株)は、上場前に公開価格で買い、上場後の初値で売る投資。初値が公開価格を上回ることが多く、当選すれば利益が出やすい
  • 魅力は「当選しなければ買わない=外れても損しない」こと。資金が減るリスクなしで挑戦できる
  • ただし当選確率が低い。公表されていないが概ね1〜2%といわれ、人気のIPOほど当たらない。資金力や証券口座の数がある人ほど有利
  • しかも当選しても買えるのは少額(多くは100株単位)で、リターンはそれほど大きくない。公開割れ(初値が公開価格を下回る)もあり、必ず儲かるわけでもない
  • 上場後に買う「セカンダリー投資」は値動きが激しくハイリスク。初心者は手を出さないのが無難
  • 私の結論:低確率なうえにリターンも小さく、時間対効果が悪い。その手間と時間を、もっと大事なことに回すほうがいい。やるだけ無駄とは言わないが、おすすめはしない

IPO投資とは

まず、仕組みを押さえます。

IPOは「Initial Public Offering(新規株式公開)」の略で、会社が証券取引所に新しく上場することを指します。上場の前に、その株を買いたい人を募り(ブックビルディング)、抽選で当たった人だけが「公開価格」で買えます。そして上場日に最初の取引値(初値)がつき、そこで売れば「初値売り」となります。

申し込みから初値がつくまでは、だいたい2〜3週間。短期間で結果が出るのも特徴です。

メリット

まず、良い面から見ていきます。

  • 初値が公開価格を上回ることが多い。過去の傾向として、初値が公開価格を超える銘柄の割合は高く、当選すれば利益が出やすい「勝率の高め」な手法とされます
  • 外れても損しない。抽選に当たらなければ買わないので、資金が減りません。資金を減らすリスクなしで、宝くじを引くような感覚で参加できるのは、ほかの投資にない魅力です
  • 短期間で結果が出る。申し込みから初値まで2〜3週間ほど。だらだらと塩漬けになりにくい

たとえば、公開価格が1株1,710円だった銘柄の初値が4,545円になった例では、100株で約28万円の利益になりました。ただし、これは大きく上がった目立つ例で、利益が数万円程度にとどまることも多く、毎回こうなるわけではありません。

デメリット

ここからが大事です。良い面の裏に、いくつもの落とし穴があります。

  • 当選確率が低い。確率は公表されていませんが、概ね1〜2%といわれます。人気のIPOほど応募が殺到し、当たりません。資金力がある人や、引受の中心となる証券会社の口座を持つ人、口座数が多い人ほど有利で、ここはどうしても資金力ゲームの面があります
  • 当選しても少額で、リターンが大きくない。買えるのはたいてい100株単位。当選してもそもそも金額が小さいので、得られる利益は限られます。当たりにくく、当たっても小さいのです
  • 必ず儲かるわけではない。初値が公開価格を下回る「公開割れ」も起こります。「IPO=絶対儲かる」ではありません
  • 上場後の株価は読めない。初値で売らずに持ち続けると、値下がりして、初値で売っていれば得られた利益を逃すこともあります。売り時に迷うのも、よくある話です
  • セカンダリー投資はハイリスク。抽選に外れた人が上場後に買う方法もありますが、上場直後は値動きが激しく、タイミングを誤ると大きな損失になります。初心者は手を出さないのが無難です

結論:私はおすすめしません

ここは、私の見解をはっきり書きます。

IPOの一番の問題は、低確率なうえに、当たってもリターンがそれほど大きくないことです。当選確率は概ね1〜2%。しかも当たっても買えるのは少額で、得られる利益は限られます。当たりにくく、当たっても小さい——これが本音のところです。

そのうえ、申し込みの手間や、資金の用意、情報を追う時間がかかります。その時間対効果を考えると、私は割に合わないと思っています。そんな時間があるなら、ほかの大事なことに使うほうがいい。たとえば、地味でも続くインデックスの積立をコツコツ回す。あるいは、本業や家族、休息に時間を充てる。とくに、配達のように体と時間を使う仕事なら、限られた時間は回復や家族に使うほうが、ずっと価値があると思います。

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「やるだけ無駄」とまでは言いません。当たれば利益は出ますし、外れても損はしない。宝くじのような楽しみとして、余裕資金と余裕時間でやる分には止めません。でも、わざわざおすすめはしない。これが私の結論です。

最後に一つ。「このIPOは絶対儲かる」「必ず当たる方法がある」とあおる情報や、IPOをエサにした勧誘には注意してください。確実に儲かる話は、基本的にありません。

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まとめ

  • IPOは、上場前に公開価格で買い、初値で売る投資。初値が公開価格を上回ることが多く、当選すれば利益が出やすい
  • 外れても損しない手軽さは魅力。ただし当選確率は概ね1〜2%と低く、資金力がある人ほど有利
  • しかも当たっても少額で、リターンは大きくない。公開割れもあり、必ず儲かるわけではない
  • 上場後の保有やセカンダリーはハイリスク。初心者は手を出さないのが無難
  • 私の結論は、低確率+低リターンで時間対効果が悪く、おすすめはしない。その時間はインデックス積立など、もっと大事なことに

IPOは、当たればうれしい——でも、当たりにくく、当たっても小さい。その手間と時間を、もっと大事なことに使う。それが、私のおすすめです。

@tk_fooddeli

フードデリバリー・Amazonフレックス・宅急便で5年以上稼働する現役配達員。軽トラで20万9,000kmを走り抜き、現在は軽スーパーハイトワゴンで稼働中。実体験ベースで、軽自動車稼働・維持費・お金の話を発信しています。

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