車で仕事するなら知っておきたい保険の話——JAF・車両保険を見直すだけで年間3〜5万円手元に残る

車を仕事で使うなら、保険の見直しは避けて通れません。毎月の固定費を削れるかどうかで、年間の手取りが大きく変わってくるからです。

「JAFには入っておくべき」「車両保険はつけておいた方が安心」——そんな常識を疑ったことはありますか?実は、任意保険に加入しているだけで、JAFも車両保険も不要になるケースがほとんどです。

任意保険にはほぼロードサービスが付いている

現在の任意保険の多くは、加入すると保障内容にロードサービスが自動的に付帯されます。追加料金なしで、以下のようなサービスが使えます。

  • バッテリー上がり
  • キー閉じ込みの解除
  • パンクしたタイヤの交換
  • 燃料切れへの対応
  • 故障車のレッカー移動

つまり、任意保険に入っているだけで、JAFが対応するような主要トラブルはほぼカバーできます。

JAF単体契約は不要——年間4,000円が丸ごと浮く

JAFの費用は以下の通りです。

金額
初年度(入会金+年会費)6,000円
2年目以降(年会費のみ)4,000円/年
10年加入した場合の総額約42,000円
月換算約333円/月

一見安く見えますが、任意保険のロードサービスで対応できる範囲なら、10年で約4万円が丸ごと浮く計算です。

「お守り代わりに」と毎年払い続けているなら、一度立ち止まって考えてみてください。自分のマイカーで仕事をしている限り、任意保険のロードサービスで十分対応できます。

車両保険も不要——貯金しておく方が合理的

車両保険は、自分の車が事故や災害で壊れた場合に修理費を補償するものです。一見便利に見えますが、仕事で使う中古の軽自動車に乗っているなら、加入する必要性は低いです。

車両保険の保険料はいくらか

車両保険の保険料は、車種・年式・等級によって異なりますが、一般的に年間2〜5万円が車両保険の上乗せ分です。

車両保険なしにした場合の節約額
年間約2〜5万円
10年約20〜50万円

「先払い」か「貯金」かの話

車両保険は、「修理費を毎月コツコツ先払いしている」ものと考えることができます。一方、その分を貯金しておけば、故障しなかった場合はそのままお金が残ります。

故障するかどうかは誰にもわかりません。しかし、故障しない可能性も十分あります。特に最近の軽自動車は品質が高く、きちんとメンテナンスしていれば10万km以上走ることも珍しくありません。

貯金で備えておき、万が一の修理費に充てる。これが合理的な選択です。

貯金は「何にでも使える」

車両保険の保険金は、車の修理や買い替えにしか使えません。しかし貯金は違います。

  • 子どもの進学費用が急に必要になった
  • 体を壊して仕事ができなくなり、生活費が底をついた
  • 家族に予期せぬ出来事が起きた

こうした「車以外の不測の事態」にも、貯金なら自由に使えます。毎年2〜5万円を保険料として消えさせるより、手元に積み上げていく方が、人生全体のリスクに対して柔軟に対応できます。

中古車は特に車両保険の恩恵が少ない

車両保険の保険金額は、その車の時価(市場価格)をもとに設定されます。年式が古い車は時価が低いため、保険金額も低く設定されます。

たとえば購入から10年以上経った軽自動車なら、保険金額は20〜30万円程度にしかならないケースがほとんどです。その金額のために毎年2〜5万円の保険料を払い続けるのは、割に合いません。

まとめ——固定費を削って手元に残す

見直し項目年間節約額10年での節約額
JAF解約4,000円約4万円
車両保険なし2〜5万円約20〜50万円
合計約2.4〜5.4万円約24〜54万円

保険は「安心を買うもの」ですが、すでに任意保険で十分な補償を得ているなら、重複した出費は削るべきです。

まず自分の任意保険の契約内容を確認して、ロードサービスが付帯されているかチェックしてみてください。付いていれば、JAFの解約を検討する価値があります。

車両保険については、今乗っている車の時価と毎年の保険料を比較して、割に合わないと感じたら外すタイミングです。

稼いだお金をしっかり手元に残す——それが車で仕事をする人の基本です。

タイトルとURLをコピーしました