この記事は「リバティで買え」という記事ではありません
先に立場をはっきりさせておきます。
私は中古車販売店のリバティ(堺大泉緑地前店)で、ホンダ ライフを買いました。総額25万円、車検切れの個体です。配達に使う軽自動車として、実際に今も乗っています。
この記事は、その買った側の記録です。
「リバティは最高です」とも「やめておけ」とも書きません。かかった費用、もらえた特典、正直に短いと感じた保証、そして後から知った紹介制度まで、私が実際に確認した事実をそのまま並べます。判断は読んだ方がしてください。
なお、記事の後半で紹介制度に触れます。ここから紹介が発生すると私にも紹介料が入ります。だからこそ、都合の悪い部分こそ先に書きます。
1.買うときにかかった費用の話
車検切れの個体をあえて選びました。その理由と計算、走行距離などは別記事にまとめています。
中古車を買うなら、断然「車検切れ」!|ホンダ ライフ総額25万円、実体験でわかった答え
ここでは、リバティで買うときに「見積書に出てくる費用」の話をします。
店舗と住んでいる都道府県が違うと、登録代行で33,000円かかる
リバティは全国に30店舗あります。裏を返すと、自分の住んでいる都道府県に店舗がない、あるいは狙っている在庫が別の都道府県の店舗にあるというケースが出てきます。
この場合、車の登録手続きは購入者が住んでいる地域を管轄する窓口で行う必要があります。つまり店舗のスタッフが、わざわざ購入者の地域まで出向いて手続きをすることになります。その手間に対してかかるのが、この33,000円です。
リバティに確認したところ、内訳は登録代行費用のみ。陸送費や納車費用は含まれていません。
ここで正直に書いておきたいことがあります。
軽自動車の名義変更は、本来は自分でやれば数千円で済む手続きです。軽自動車検査協会の窓口で申請手数料は無料、実費はナンバープレート代1,500円前後と書類代くらい。押印も不要になり、車庫証明も(軽自動車の場合)名義変更時には不要です。平日に半日動ければ、自分でできます。
では33,000円を浮かせられるのか。リバティに聞いたところ、答えはノーでした。
名義登録は原則リバティで行いますので、お客様に書類をお渡しすることはできません。
つまり「自分でやるので書類をください」は、この店では選べません。これは法律の話ではなく、店の運用方針です。
この事実から言えることは、別の都道府県の在庫を選ぶなら、車両価格に33,000円を上乗せして比較すべきということです。「車両価格が3万円安い他県の在庫」は、実質的に同額になります。
陸送費・納車費用は、自分で取りに行けば浮きます
もうひとつ、陸送費と納車費用にも触れておきます。
こちらは距離と納車場所によって変わるため一律ではありません。私は自分で引き取りに行ったので実際の見積りは取っていませんが、数万円、遠方であれば10万円を超えることもあると考えておいたほうがいいと思います。
車両価格25万円の車に10万円の輸送費が乗れば、話はまるで変わってきます。安い車を買う人ほど、この費用の比重は大きくなります。
そこで「自分で取りに行く」という手があります。私も実際、電車と徒歩で1時間かけて店舗まで引き取りに行きました。半日はつぶれますが、それで数万円が浮くなら十分に割に合う判断だと思っています。
見積りをもらったら、車両価格だけを見ずに、登録代行費用と輸送費まで足した総額で比べてください。
2.購入時についてきた特典



私が購入したときの特典は、次の2つでした。
- オイル交換が次回車検時まで2,200円(当社指定オイル・軽自動車の価格)
- 次回車検の検査費用が無料
1つ目のオイル交換2,200円は、私の経験上、いちばん安い部類です。これまで他の店で交換したときは、普通にこの倍以上を取られていました。配達で毎日走っていると交換の頻度も上がるので、ここが安いのは地味に効いてきます。
2つ目がどれくらいの金額なのか、店頭でもらったチラシに書いてありました。
リバティの軽自動車の車検基本料金は、チラシによると次のとおりです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 自賠責保険料 | 17,540円 |
| 重量税 | 6,600円 |
| 印紙代 | 2,100円 |
| 法定費用合計 | 26,240円 |
| 申請代行料金など | 0円(無料) |
| 検査費用 | 19,800円 |
このうち、法定費用の26,240円はどこで車検を受けても必ずかかる、国に納めるお金です。店の取り分にあたるのが検査費用19,800円と申請代行料金で、リバティは申請代行を0円としています。
つまり私の「次回車検の検査費用が無料」という特典は、19,800円分ということになります。次回の車検では、法定費用の26,240円だけで受けられる計算です(※追加整備が発生すれば別途)。
注意:法定費用は車種と年式で変わります
上の表はチラシに載っていた軽自動車の基本料金です。重量税は初度登録から13年・18年を超えると上がりますし、自賠責保険料も改定されます。古い軽を買う人ほど、ここは自分の車の条件で確認してください。
3.保証は「1ヶ月または1,000km」。正直、短いです
ここが、この記事でいちばん正直に書かなければいけない部分です。
リバティに確認した保証内容は次のとおりでした。
保証に関しては納車から1ヶ月もしくは1,000kmまでの保証です。オプションで2年まで保証期間を延ばすことは可能ですがオプションなので別途費用が掛かります。
1ヶ月または1,000km。どちらか早いほうで終了です。
配達で使う人にとって、1,000kmはあっという間です。私は1日およそ150km走るので、1週間ほどで到達しました。つまり実質的には「納車直後の初期不良チェック期間」と考えたほうが実態に近いです。
これを「短い」と感じるかどうかは、買う車の値段と状態によります。総額25万円の車に手厚い長期保証を求めるのは、そもそも価格帯として無理があるという見方もできます。安く買うということは、そのぶんリスクを自分で持つということです。
私は「保証は実質ないもの」と割り切って買いました。
ただ、正直に白状すると、納車後に自分で点検したり、消耗品を先回りして交換したり……ということは、していません。そのまま乗り始めて、今も走りながら様子を見ています。
本来なら、保証が短いぶん納車直後にひととおり点検して、消耗品を替えておくのが正解だと思います。ここは私の真似をしなくていい部分です。
延長保証をつけるべきかは、車両価格とのバランスで判断してください。オプション費用が車両価格に対して大きすぎるなら、その分を修理費として取っておくほうが合理的な場合もあります。ここは金額を聞いたうえで、ご自身で計算してください。
4.買ったあとに使えるサービス
店頭で渡されたチラシに、購入後のサービスがまとまっていました。条件が細かいので、注意書きまで含めて書き出します。
家族の車検が半額になる制度
家族の車を予約すると、次の3つが受けられるという内容です。
- 車検検査費用が半額(19,800円 → 9,900円)
- オイル交換が次回車検時まで特別価格(当社指定オイルのみ/軽自動車2,200円・普通車3,300円)
- 板金5,000円割引クーポン
ただし条件があります。
- 半額の対象はリバティに入庫歴のない新規の方のみ
- トラックなど一部対象外の車種あり
- OBD検査費用、追加整備費用、各種調整費用は別途
- オイル交換の特別価格は、ディーゼル車や外国産車種など一部対象外
- 板金5,000円割引は、工賃20,000円(税抜)以上の作業に限る
3つ目の「追加整備費用は別途」は、車検では実質的にいちばん金額が動く部分です。半額になるのは検査費用19,800円の部分であって、交換部品や整備の代金ではありません。ここを勘違いすると「話が違う」となるので、見積り時に整備費用を分けて出してもらうことをおすすめします。
車検後1年以内に乗り換えると、車検代がキャッシュバック
これも条件付きです。チラシには「車検代全額キャッシュバック」と大きく書かれていますが、注意書きに上限が明記されています。
- 車検を受けてから半年以内の乗り換えは10万円が上限
- 半年から1年以内は5万円が上限
対象は車検基本費用・重量税・自賠責保険・追加整備料金。つまり「全額」といっても、上限を超えた分は戻りません。
この制度の性質を素直に言えば、「車検を通した直後に乗り換えると損した気分になる」という心理をカバーして、乗り換えのハードルを下げるための仕組みです。使えるなら使えばいい制度ですが、これ目当てで不要な乗り換えをすると本末転倒なので、そこは冷静に。
キズ・凹みの修理
板金・塗装もやっています。チラシの価格は次のとおり。
- バンパー傷 15,000円〜(片側塗装のみの金額。一本塗りは2倍、脱着が必要な場合は別途3,000〜5,000円)
- ボディキズ(板金なし)39,800円〜
- ボディ凹み(板金あり)49,800円〜
無料見積り・代車無料(代車は軽自動車のみ・完全予約制)。中古パーツを使えば最大50%OFFという案内もあります。
配達で毎日走っていると、擦り傷は避けられません。「中古パーツで安く直す」という選択肢があるのは、仕事で使う車としては現実的でありがたい部分です。
5.紹介制度について(ここから私に紹介料が入ります)
最後に、この記事でいちばん誤解を招きたくない部分を書きます。
リバティには紹介制度があります。内容は次のとおりで、店舗に直接確認して掲載の許可をもらっています。
- 紹介した人に25,000円のキャッシュバック
- 紹介された人にも25,000円(成約車両からの割引)
- 紹介できる人数に上限はなし
- 全30店舗が対象
- 紹介コード・クーポンコードのような専用コードの発行はなし
つまり、私がこの記事を読んだ方を紹介して成約に至った場合、私に25,000円が入り、買った方も25,000円分安くなります。
いくつか、正直に補足しておきます。
「私の分もあなたに回して5万円にできないか」と聞きましたが、できませんでした。紹介者と被紹介者にそれぞれ25,000円、という設計は動かせないそうです。試みたことも含めて書いておきます。
この制度は、リバティが独自に行っているサービスです。店舗からも「本来はリバティが独自の発信で行っているサービス」という説明を受けています。したがって、内容の変更や終了の可能性があります。この記事の情報は2026年7月16日時点のものなので、実際に利用される前に必ず店舗にご確認ください。
紹介制度そのものは、リバティだけの特別なものではありません。同じように紹介者・被紹介者にそれぞれ25,000円という制度を設けている中古車店は他にもあります。「ここだけの特典」ではないという事実は、書いておくべきだと思いました。
紹介を希望される場合
専用コードがないため、紹介は口頭で伝える形になります。ただ、私の本名をこのページに書いて不特定多数の方に使っていただく形は避けたいので、ご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡ください。こちらから手続きをご案内します。
在庫や店舗の所在地は公式サイトで確認できます。
なお、紹介制度を使わずに普通に来店して買うこともできます。その場合、私には1円も入りません。それでまったく構いません。この記事は、その判断材料を出すために書いています。
まとめ:私がリバティで買って、正直どう思っているか
良かったと感じている点。
- 車検切れの安い個体を、想定した総額で買えた
- 申請代行料金が0円で、車検の見積りが分かりやすい
- 板金や中古パーツなど、買ったあとに頼れる先が同じ店にある
- 全30店舗あるので、引っ越しても付き合いを続けやすい
正直に引っかかっている点。
- 保証が1ヶ月または1,000kmは短い。配達で使うなら1週間で終わる計算
- 登録代行の33,000円は、自分ではやらせてもらえない。別の都道府県の在庫を検討するなら総額に必ず足して比較を
- チラシの「半額」「全額キャッシュバック」は、いずれも条件と上限がある。注意書きまで読む必要がある
結論として、私は「安い車を、条件を理解したうえで買う人」には合う店だと思っています。逆に、手厚い保証で安心を買いたい人には向きません。そこは正直に言っておきます。
車は、買う場所より「何を分かった上で買うか」で満足度が決まります。この記事が、その判断の材料になれば十分です。
この記事の情報について
- 本記事の金額・条件は、店頭で配布されたチラシおよび店舗への直接確認に基づいています(確認日:2026年7月16日)
- 制度内容は変更・終了する場合があります。実際のご利用前に店舗へご確認ください
- 筆者は紹介制度により金銭的な利益を受け取る立場です。そのうえで、不利な情報も含めて記載しています

