フードデリバリーの稼働中、信号で停車するたびに私が必ずやっていることがあります。それはパーキングブレーキペダルを踏むことです。「たかが信号待ちで?」と思うかもしれません。しかしこれ、長く稼ぎ続けるための体づくりとして、非常に重要な習慣だと感じています。
タクシー・トラックドライバーに多い「右足の痛み」
タクシーやトラックのドライバーから「右足の腱鞘炎になった」「足首が慢性的に痛い」という話をよく聞きます。長時間ブレーキを踏み続けることで足首やふくらはぎに慢性的な負担がかかるのが原因と言われています。
実際、ブレーキペダルは微妙な力加減で踏み続ける必要があるため、足首・ふくらはぎの筋肉に繰り返しストレスがかかります。一般ドライバーなら問題ない程度でも、1日何時間・何年も繰り返せば話は変わります。フードデリバリーも同じです。稼働時間が長いほど、右足への累積ダメージは無視できません。
信号停車中こそ右足を休める絶好のタイミング
信号待ちの時間は、配達員にとって数少ない「強制的に停車できる瞬間」です。この時間を使って右足をブレーキから離し、パーキングブレーキに切り替えることで、足首・ふくらはぎを休めることができます。
1回の信号待ちはせいぜい1〜2分ですが、1日の稼働中に何十回も繰り返せば、その積み重ねは大きいです。逆に言えば、何十回もの信号待ちで右足を使い続ければ、それだけダメージも蓄積します。
パーキングブレーキ停車の手順
- 信号が赤になったらブレーキを踏んで停車
- 完全停車を確認したらパーキングブレーキペダルを踏む(または引く)
- ブレーキペダルから右足を離してフロアに置く
- 信号が青になる直前にパーキングブレーキを解除してブレーキペダルへ
慣れるまでは少し手間に感じますが、1週間もすれば自然とできるようになります。
注意点
- 完全に停車してからパーキングブレーキをかけること——走行中にかけると危険です
- 発進前に必ず解除すること——パーキングブレーキをかけたまま発進するとブレーキが過熱・損傷する原因になります
- 坂道での停車は特に有効——パーキングブレーキをかけておけば車両の後退防止にもなります
まとめ
- 長時間のブレーキ操作は右足首・ふくらはぎへの慢性的なダメージになる
- タクシー・トラックドライバーに右足の痛みが多いのはこのため
- 信号停車中にパーキングブレーキへ切り替えるだけで右足を休められる
- 小さな習慣の積み重ねが、長く稼ぎ続ける体をつくる
稼働中の体のケアは、売上と同じくらい大切です。今日から信号のたびにパーキングブレーキを踏む習慣を取り入れてみてください。

